「パニッシャー」
(原題"The Punisher")
1989年米豪 監督:マーク・ゴールドブラット 主演:ドルフ・ラングレン
媒体:セルVHS
(あらすじ)
妻と2人の娘を殺された警察官フランク・キャッスル。
復讐を近い、下水道に潜った彼は、悪人に天罰を下す復讐鬼"パニッシャー"となって蘇った。
町に巣食うマフィアに鉄槌を下し続けるフランクの最大の目標はフランコ・ファミリーを仕切るフランコ。
しかし、フランコを始めとするマフィア達に、新たなる敵が現れた。
アメリカへと進出してきた日本のヤクザである。
彼らによる支配を拒んだマフィアのボスたちは、子供を誘拐するという手段で従わざると得なくなる。
しかも和解策を呑んだフランコ以外のファミリーの長は、ヤクザの謀略により殺されてしまう。
マフィアの壊滅を狙うパニッシャーと、牛耳ろうと画策するヤクザという2つの敵と戦うことになったフランコのとった行動とは・・・
(感想)
と、いうわけで偶然レンタル落ちを入手したドルフ・ラングレン版「パニッシャー」でございます。
ラングレンといえばジャン・クロード・ヴァン=ダムと共演した「ユニバーサル・ソルジャー」が出世作ですが、これはもっと若い時でなんとなく顔のイメージも頼りない感じではあります。
とはいえ、B級ながらもなかなかカッコイイアクションを披露してくれ、さすが人間核弾頭の面目躍如といったところ。
さらに、当時急速に海外で台頭しつつあった日本企業への敵対心もあってか登場するヤクザは、微妙なヘンテコさはあるもののまあマシな方かな?といった感じ。
途中から事態は思わぬ方向に進み、リメイク版とはまた違った面白さがある今作品。
レンタルビデオ屋なんかで目に留まったら、借りてみるのも一興だと思いますよ?
<関連リンク>
「パニッシャー(2004)」(同原作の再映画化)