題「ミッドナイトチェイサー」
(原題"All-American Murder")
1992年米 監督:アンソン・ウィリアムズ 主演:チャーリー・シュラッター
媒体:セルVHS
(あらすじ)
判事のローガンは素行不良で幾多の学校を追い出された息子アーティを最後のチャンスとしてベアフィールド大学へ入学させる。
そこでアーティは学園のマドンナ、タリーに一目ぼれする。
彼女に言い寄った彼は図書館で会う約束を取り付けるが、そこに着いたアーティの耳に彼女の悲鳴が。駆けつけたアーティが目にしたのはタリーの焼死体だった。
目撃者に犯人扱いされたアーティ。
彼を事情聴取し、犯人かどうかを確信できないベテラン刑事のデッカーは、彼に24時間の猶予を与えて釈放する。
真犯人を見つけ出すために孤軍奮闘するアーティだが、調べれば調べるほど、意外な事実が浮かび上がってくる。
(感想)
サスペンスの佳作。
決して善良ではない、しかしダーティハリータイプでもないごく普通の刑事を演じるウォーケンがよい。
天使のような美少女の裏の顔・・・エリート大学の生徒達の本性が恐い。
身の潔白を証明しようとするアーティより常に一歩先じ、彼を追い詰めていく犯人。
ラストでその正体が発覚したとき、あなたはきっと驚愕するだろう。
に、しても最後の被害者みたいな最期だけは遂げたくない。