題「トリプルX」
(原題"xXx")
2002年米 監督:ロブ・コーエン 主演:ヴィン・ディーゼル
媒体:劇場
(あらすじ)
ザンダー・ケイジ。
エクストリーム・スポーツに命を懸けるこの男はその日も盗んだ車で空中散歩。
車をオシャカにした後は成功を祝いアフターパーティー―そこに現る特殊部隊。
彼らを送り込んだNSAのギボンズは彼を強引に適性試験に送り込む。
持ち前の運動能力と大胆さでそれを切り抜けるザンダー、気が付いたら、
諜報員になっていた・・・。
ギボンズによりテロ集団「アナーキー99」の潜入捜査をしぶしぶ開始するザンダー。
果たして彼は任務を完遂することが出来るのか?
(感想)
ヴィン・ディーゼルの出世作。
「目には目を、ワルにはワルを」というコンセプトで、どう見ても公僕には見えないヴィン・ディーゼルがテログループの潜入捜査を任される"xXx"は、既存のスパイのイメージを打ち破った快作である・・・秘密兵器、美女、冒険とロマン、そんなスパイ映画の王道を踏襲しつつも、冒頭で英国諜報員風の男が任務に失敗されて殺されたりしちゃいます。こういうブラックジョークもグー。
サミュエル・L・ジャクソン演じるギボンズのそこはかとない胡散臭さもさることながら、全体的に明るいテイストの中にダニー・トレホが異彩を放っていたりもする。
X-スポーツの天才という設定を生かし、跳び、滑り、身体能力を限界まで発揮する肉体派諜報員。最高です。