題「クール・ランニング」
(原題"Cool Runnnings")
1993年米 監督:ジョン・タートルトーブ 主演:レオン
媒体:劇場
(あらすじ)
実話を基にした五輪出場ボブスレーチームの映画・・・inジャマイカ!
最終予選で隣の選手の転倒に巻き込まれ、
出場できなくなった短距離走手デリース。
抗議のため出向いた選考委員長の部屋で彼は同じく短距離走手だった父が金メダルを下げた白人と一緒に写っている写真を見つける。
彼はボブスレーの選手で今はジャマイカに滞在・・・
それを聞いたデリースは彼に掛け合い、親友で手押しカートの名人サンカ、
予選レースで転倒したジュニア、デリースと同じくジュニアに巻き込まれたユルと共にジャマイカ初のボブスレーチームを結成する。
立ちはだかる難問を乗り越えながら、徐々に力をつけていくチーム。
無事に予選を規定タイムでクリアするが・・・
(感想)
軽快なリズムが魅力のボブスレー映画。
周囲の無理解や嘲笑、嫌がらせを跳ね除け、自分たちのアイデンティティを築いていく前向きなジャマイカ人達が見ていて勇気付けられる。
終盤、スイスチームをお手本にしようと彼らの真似をするデリースにサンカは
「スイスはスイスだ。俺たちはジャマイカ流でやろうぜ」と言う。
毎回このシーンで、なんというか、これだよ、と思う。
いつであっても、どこであっても、自分たちのルーツやスタイルを貫く事だよと。
まぁ黒人差別主義者は別としても、とっても万人向けの映画やね。